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EKWC

1969年にオランダのスヘルトーヘンボッシュに設立されたヨーロピアン・セラミック・ワーク・センターは、アーティスト・レジデンス、レクチャー、ワークショップを提供している。オランダ語の略称でEKWCと呼ばれるこのセンターは、国際的なアートアカデミー、ギャラリー、美術館、科学機関と頻繁にコラボレーションを行っている。EKWCの使命は、若手からベテランまで、EKWC施設内の16のスタジオで肩を並べて制作するアーティストの実験、技術開発、創造的ダイナミズムを奨励することである。 

金子淳とEKWCの関係は、1991年に芸術監督のグザヴィエ・トゥーベに紹介されたことに始まる。1993年には同施設でレクチャーを行い、1995年には有名な陶芸スタジオでアーティスト・レジデンスに着手した。サンヘルトゲンボッシュの低火度で完全に酸化した窯と土器は、金子に技術的な知識を広げ、新しく特許を取得したドイツの顔料など、見慣れない素材を試すことを要求した。低火度で焼成すると陶磁器の中で最も鮮やかな色彩が得られるため、色彩パレットはまったく新しいものとなった。

金子はこの新しい素材と釉薬への挑戦を受け入れ、釉薬の塗布テストのために何百枚ものタイルを制作した。EKWCでの滞在中、数枚のタイルウォール、オーバル、数十枚のウォールスラブ、コンストラクション、高さ7フィートのダンゴ、2枚の大型ヘッドを制作した。2度目の滞在となった2001年も同様に多作で、100枚のスラブを制作した。オランダでの制作を振り返って、金子はこう書いている。「オブジェを作るための創造的なエネルギーを高いレベルで維持することが、私の基本的な興味であり、関心事です。それは、自分がやっていることに対する好奇心のレベルを維持することであり、創造的なエネルギーのレベルを高く維持することと平行しているのかもしれないとよく思う。私は好奇心の赴くままに行動する。そうすることで新しいアイディアが生まれ、さらに疑問が湧いてきて、元のアイディアに対する好奇心が高まる。こうして創造的エネルギーは急速に拡大していくのです」。

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