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コラム

2014年、ミッション・クレイ社での最初のアーティスト・レジデンスから25年近くを経て、金子淳は同社との3度目のプロジェクトを開始した。ミッション・クレイ社は、カリフォルニア州フリーモント、カンザス州ピッツバーグ、アリゾナ州フェニックスに拠点を持つ工業用テラコッタ・パイプメーカーである。金子は過去数十年にわたり、フリーモントとピッツバーグにあるミッション・クレイの施設と窯を使って巨大なセラミック・ヘッドやダンゴを制作してきたが、3度目のレジデンスではフェニックスにあるミッション・クレイの作業場を訪れた。

このプロジェクトで金子は、会社の製品そのものをクリエイティブなビジョンの媒体として使うという発想に興味をそそられた。高さ13フィートの下水道用粘土パイプ100本を使って何ができるだろう? 金子はパイプを色鮮やかなストライプの柱に変身させた。この新しい形によって、金子はテラコッタを加工して創造性に挑戦する新たな機会を得た。完成したらどうするかという計画もなかったが、彼は好奇心に身を任せ、柱をアートに変身させた。

円柱を組み立てると、ビスク焼成の工程を経ずに乾燥させ、釉薬をかけた。巨大な蜂の巣窯の中央で一度に焼成できるのは9本で、オマハに向かうセミ・トラックの荷台に載るのはこの数だけだった。到着後、金子のアトリエに並べられたが、ある個人コレクターが彫刻庭園用に38本を購入し、金子に設置場所のデザインを依頼した。オマハにあるネブラスカ大学医療センター・キャンパスにも、さらに数本の柱が設置されている。

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